紫煙の雪。

最近は、たまに…外をふらついている。
確か、雪がそんなに降り積もっていなかった時期のはずだから…

……１１月の下旬からの、話だ。
先日が大祭で、あれから１ヶ月と少しだという。
……何故だろうな、少しだけ、時間の流れが速く、思えてくる

あれから…驚き顔のIC(帽子付き)をお願いしたり
……潔く服を脱いでみたり(褌を着こなしたIC)
…その、ともだちを、遊びに誘ってみたり(イベシナ)…
結構、今までにないくらい活動的だったかもしれない

仮プレを、直接手紙の方に添えさせて貰っていたから…
……この日記の、活発性は少し抑えられてしまっていたな
次に誰かを誘ったり、誘われたりしたときは…
……そのときは、有効活用しよう
狼姫、そのときは吠えても、少々荒ぶっても構わない
うっかり忘れてしまう俺に、教えてくれ…な？



(コヨーテの頭を撫でて、何かを数枚に渡って走り書きのメモを残した)

TW２『銀雨』の１２月１７日…その日は、戦争だった。
北海道での戦争、色んな事象を理解してはいなかったが…
……結論から言おう、戦争参加していた３人目が戦死を遂げた。
その日初の戦死者という点にも動揺を隠せなかったが…
……TWに参加を始めて、初めての体験で。

……こういうとアレだが、登録したのは４年くらい前の話。
…色んな行事やイベント事には参加していたがBUもない卒業生だ。
戦死すると、能力継承とか見る事のないものが見れてしまうのだなと思うと
やはり…少し、哀しかった

TW１『無限』から名と誕生日とを継承させてコンバートしていた子だったから
……名残惜しいという、言葉が尽きない

俺の居る、この『終壊』に…今までBUとICすら付けたことがなかった
意志を次ぐ子。彼女は既に、この世界で活動している。
戦死したという暗い思いを振り切るために
最近その子にBUもICもつけたのは、俺だけの秘密。
…戦死した子の遺志を継ぐ存在が、同じ運命を辿らぬことを俺は、遠い世界から、
……交わる事のないこの世界から、祈っている。

 

(…『きみのことは、忘れない』…最後の一枚には一言、そう書いてあったようだ)