いつかあの空へ…
TWの片隅で不定期に更新予定。ある獅子の記録…。
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『ねぇ』
ちょっとその背中の声をかけたくて。
……くだらないことを、聞くことにした。
……くだらないことを、聞くことにした。
いつも飄々としているその背中。
本を挟んで、良く見守っているその、背中。
「……なぁ」
「んー?」
声だけ、返ってくる
何の作業をしているかは、生憎、分からないが。
「……コレ、何て読むか、わかるか?」
指差して、尋ねる。『狂詩曲』。
きょうしきょく。ラプソディー。
意味も言葉も、知っていた。
それでも、何気なく声を掛けてみたくて。
「あれ、それフツーに読めると思ってたった」
「まて。おれにもよめない言葉くらいある」
言葉よりも、お前の行動・言動の方がよっぽど読めないんだが。
気がつくと、本の影に隠れず話してる事も実は多くて。
自然に話してられる人って、実は貴重な存在で。
それに気がついたのは、実は最近で。
そんな事をいったら最後、ぎゅーっとしてくる様な気がして。
されて困ることでもないから、言うのは別に、構わないのだけど。
気づいてくれるのを、待ってみようかと思った。
気づかれないなら、それはそれで、一興だから。
「意外な一面発見!」
「…そりゃあよかったな。だがまず読み方を教えてくれると喜びを共有できるんだが?」
「簡単に教えたらつまらん!さて、何させて貰おうか」
遊ばれてる。……大丈夫、それも、知ってる。
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プロフィール
HN:
ゼルガ
性別:
男性
趣味:
読書
自己紹介:
弓を愛する、白い獅子。
帽子を愛する、白い狼。
同居人、黒い犬。
白の住人は、気まぐれ無口
…喋るときは良く喋るケド。
唯一共通するのは
両耳の一対の紅いカフス。
黒の住人は、気まぐれ遊び
戯れに、そして、戯れに。
狼姫荒哉(銀雨)
狼姫兎斗(サイファ)
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