引き篭もりをやめる日

そろそろな、世間をもう少し見てくるべきだと思うんだ。
…本ばかり相手にしているせいで、色々と無反応を返してしまうし。


…もう少し、社交的でありたいもんだ。
……この帽子を脱げば、少しは違うのかも知れんが…



……全く、書きかけを勝手に貼ったのは、
またあの悪戯狐だろうか

穿つ空

(TW3・素敵帽子)

読書ばかりも、少々飽きてきたな。
……かといって、何かをしたいわけでもないという。


ちょっと、自分の住処から出てみるといつもとは変わった日常に出会う。
梅雨、雨…蛙の大合唱？
……そんな日常の風景ですらも、
面白く思えるのは俺が引き篭もりだからだろうか。

放つ心

（ＴＷ１・白獅子）

無限に重ねる月日の中で、俺の心はどこへ行ったのだろう
…失った友を追いかけた、というわけではないようだが…

時の流れを見続ける者へと
自分の在りようを変えたのは覚えている



失ったのは体でもなく、意志でもなく、心だ

銀色の旋律

……また、本に埃が積もってしまっているな(埃を払い
３日に一度は、掃除していたハズなんだが……

……２日に一度のペースにした方が良いのだろうか
…だがなぁ…

本棚と本しかないこの部屋を
積極的に掃除したい…とは思えんしなぁ…

白の古文書

…ん？

こんなところにも、片付けそびれた本があったか。
この本にタイトルは……ない、のか？

(パラパラと本をめくり)本、というよりは………
…歴史書、といった方が正しいようだな。
著者名は………



………俺？